人間は一般的に音を聞いてその音を脳で記憶してあるデータベースと照らし合わせて理解しています。音は言語であったりメロディであったり機械音と様々ありますが、データベースに無い音を聞くと新しく入力→記憶される仕組みとなります。知らない異国の言葉を聴くと音は聞こえるけど中身がさっぱりわからないといった具合です
記憶するにしても聴力低下なので脳に十分な音量が届かずに話半分で聞いていたのでは覚えることはもとより理解すらできない状態になってしまいます。また高齢になると記憶力や音に対する反応も鈍くなっていきますので条件は更に悪くなってしまいます。一般社団法人 人間生活工学研究センターのHQLデータベースサイトによれば若年者と高齢者では記憶力や音に対する反応に、どの程度の違いがあるのかを調べた結果があります。参考にされて下さい。
リンク:高齢者対応基盤整備データベース 音に対する記憶と反応