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補聴器の進化と意外な変化


補聴器は年々進化しています。2000年ごろのアナログからデジタル補聴器へと大幅な転換を経て、さらにそこから技術の進歩や研究の成果により、どんどん性能が上がり、聞こえやすい補聴器が生まれてきています。




どのメーカーからも数年ごとに新しい補聴器が生まれ、私見ですが4,5年おきには技術革新が起きて、新シリーズの補聴器が誕生するイメージがあります。




補聴器を試聴したけれど、どうしても聞こえるようにならずに断念された方が、4年後に発表された補聴器だったら聞こえるようになった。というケースもありました。




お客様から聞こえの悩みを日々聞いている人間として、とてもありがたい事であり、研究開発されている方々に心から感謝しています。




で、4,5年におきに進化した新しいシリーズが生まれてきているのですが、ちょっと気になったことがあります。




2世代前→1世代前→現行シリーズと聞こえがよくなるにつれて、「電池寿命」が短くなっているんです。




同じ音量、同じ電池(例えば電池サイズ312(PR41))の器種でも、進化するごとに、電池寿命が「130時間」→「105時間」→「75時間」と新しくなるにつれて短くなっています。気になって少し調べてみたのですが、私が調べた補聴器メーカー6社のうち、4社が同じ傾向でした。(こうなると逆に進化しても電池寿命に変化がないメーカーの方が気になってくるような・・・)だからなのか?は分かりませんが、各メーカー共に、今は充電式補聴器が各メーカーの顔になっています。




長年補聴器を使って来れれた方は、電池交換式の補聴器の方が慣れている為、新しい補聴器に替える時も電池交換式を希望される方もおられます。しかし電池寿命が短くなっているので、前の補聴器は電池が10日持ったのに、新しいのは7日で切れる、ということが起きるかもしれません。




充電式、電池交換式、どちらにも良い所がありますのでどちらが良いかは一概には言えませんが、昔の補聴器とは電池寿命が違う事にはご注意ください。











熊本店   小坂






















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