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オープンSの日本語がわかりやすい理由

先日、認定補聴器技能者資格更新のための講習会へ行ってきました。

普段、講義を受けることの出来ないような錚錚たるご高名な先生方の講義を受ける事ができました。その中で「補聴器装用に関連する音声・言語」という講義がありました。
私は、学生の頃から音声学や言語学がものすごく好きなのですが、だいたいは英語中心に学んできたので、日本語特有の音声の事を学べるこの機会は毎回楽しみで仕方ないのです。

今回はなんと、その講義を、オーティコン「オープン」、新発売の「オープンS」に搭載されている日本語機能(調整理論)VAC-Jを開発された九州大学の白石君男先生がしてくださいました。

VAC-Jについては、少しだけだったのですが、オーティコン独自の音声プログラムVACを
ベースに日本語がより分かりやすくなるよう、この日本語仕様VAC-Jには、日本語特有の
・音素構成
・単語構成
・文章構成
などの要素が取入れられているそうです。

色々な補聴器を試聴していただいている中で、オープンのVAC-J理論で調整をした時
お客様から「この方が言葉がハッキリする。聞き心地が自然」と言われるのも、納得です。
新しくなったオープンS。ぜひご自身でこの新しい日本語の音をご体感ください。

熊本店 岩永

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