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補聴器の耐水について

こんにちは。 
ここ数日夕立というか、夜に短時間でものすごい雷雨がありました。
先日、「急な夕立にあって全身びしょぬれになった。補聴器も濡れたかもしれないから
大丈夫か見てほしい」と持ってこられたお客様がいらっしゃいました。
点検したところ、何も問題はなかったようでしたので、機械での乾燥とクリーニングをしてお返ししました。
耳穴式補聴器だったのでそんなに濡れなかったのかもしれません。
最近の補聴器は昔に比べて水に強くなったなぁと思っています。

最近の補聴器には、IP68という記号がカタログなどに載っている物も多いです。

これは、防水・防塵性の高さに関する等級を表しています。
まず、IPと書かれているのは、機械や器具を対象とした保護企画「International Protection」の略。 
機器の保護性能を表すための国際標準として、国際電気標準会議(IEC)によって制定されています。

その後に続く数字は、右が水に対する保護等級を左がホコリなどに対する保保護等級を示しています。
防水は0から8級まであり、最高の8級になると水面下での使用が保証されています。
一方、防塵には0〜6級まで順に7つの等級があり「6」は6級で完全な防塵構造だということになります。

「IP68」という表示がある商品は「完全な防塵構造で水面下での使用も可能」だと保証されているものなのです。
ただし、海水やお風呂に沈めた際の耐久性が保証されているわけではありませんのでご注意を。

IP68の補聴器がお勧めの方

☆汗かきの方 
☆多湿な環境に住んでいる方または、ボートや釣りに出かけるのが趣味の方 
☆物忘れしやすい方(補聴器をはずすことを忘れて、つけたままお風呂に入ったりすることがあるなど)

IP68の補聴器であっても、出来る限り水濡れは避けて、乾燥は必ず行なってくださいね。

  岩永補聴器熊本店 岩永

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