難聴の原因と予防

難聴の原因は色々あります。

まずは「病気」が原因のもの。「中耳炎」「突発性難聴」「メニエール病」等々、病気により聞こえにくくなったというケースです。私が聞いた話では「昔から病気で片耳が全く聞こえない」「60年前に中耳炎になった」などでしょうか。

次に「うるさい環境にいた」というもの。「騒音性難聴(職業性難聴)」「音響性外傷」と呼ばれるケースです。

「騒音性難聴」は文字通り、仕事場がうるさい所だったというもので、私が聞いた話では「製材所に勤めてた」「鉄工所に勤めていた「大工でした」「自衛隊で銃を撃っていた」「競艇選手でエンジン音やプロペラの加工で・・」などです。「音響性難聴」は、強大な音に短時間でさらされる事によるもので、爆発音やコンサートで起こることが多いようです。

「突発性難聴」や「音響性外傷」の場合、聞こえにくくなったと感じたら即、耳鼻科へ行くことが大事です。1週間、遅くても2週間以内に受診できるかどうかで、聴力が戻る確立が変わるそうです。

「騒音性難聴」は、しっかりとした耳栓やヘッドホンを使うことで予防ができます。(若いうちはよくても、年を重ねると対策していたかどうかで大きな差が出ます)

どんな名医でも、失ってしまった聴力を戻すことはできません。心当たりがある方は、どうか大切にしてください。

\ この記事を書いたスタッフ /

岩永補聴器 熊本店 小坂