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「平成」での補聴器の進化

もう来月には「令和」に変わりますね。

ここ最近の環境の変化は早いのですが、年号が変わると一つの時代が終わり

新しい時代が来るとひしひしと感じております。

 

私は昭和生まれですが、補聴器については平成で始まりました。

(親の仕事を見ていたという意味では、昭和からと言えるかもしれませんが。)

 

平成を振り返ると、補聴器も何度も大きな変革がありました。

補聴器業界で特に大きな出来事を上げるとしたら、私は2つあります。

 

①私がこの業界に入った頃に、「デジタル補聴器」が発売されたこと。

 

②RICタイプの補聴器が登場したこと。

 

①について

デジタル補聴器により、きめ細かく調整できるようになり、自動調整、ハウリング抑制、雑音抑制、自動指向性、AI技術搭載、無線技術搭載など、小さい補聴器の中でいろんな機能が働いています。

それらの機能によりお客様のストレスを減らして疲れにくくなり、格段に聞きやすくなりました。

 

②について

RICタイプとはレシーバー(スピーカーユニット)が外耳道内に入れる耳掛けタイプの補聴器です。メリットは装用感の違和感の少なさ、音質の良さ、目立ちにくさ、ハウリングのしにくさなどがあります。

RICタイプが発売されてから、それまでは補聴器の適合が難しい方にも合わせることができるようになり、色んな方へ補聴器の聞こえを提供できるようになりました。

また、これによりRICタイプの補聴器を選ばれる方が増えて、日本のオーダー補聴器のシェアが約60%(2003年)から、約30%(2018年)に変化しています。

 

私の個人的な意見では、この2つが補聴器業界において大きかった出来事ではないかと思っています。

 

また、新しい時代になっても革新的な補聴器技術が開発されるでしょう。

 

その時に補聴器の進化をしっかりと活かせるように、新しいことにもチャレンジしていきたいものです。

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